ハワイ 求人情報:JOB FINDING INFORMATION

今月の業界人


10月の業界人   花岡 潤さん

生年月日 1965年 
出身地:京都府
教育:東海大学・専攻学科{政治・経済・経営}


米国での経歴:1990年に駐在員としてカリフォルニア州ロサンジェルスへ渡米。1995年アメリカ領のグアム島へ移住。2003年ハワイ州ホノルルへ移住をし今日に至る。

今日の活躍:2003年ホノルル市にてラニレアを設立。日本からハワイでの支店設立、又は新規事業を登記する際の最新情報を持って日々クライアントと接しております。すでに数々の日系企業を顧客に、法人設立や移民手続きを始めとし、ハワイの総合コンサルタントとし幅広くご活躍をされております。


花岡 潤さん

→ 今一番、日系企業を全般に求められている人材能力とは何だと思われますか。

やはり専門能力に基づいた経験が一番だと思いますが、アメリカの会社と日本の会社を比較すると人材に対しての育成方針には差が有ると思います。現在日本でも変化し続ける所では有りますが、新入社員として入社をされてからその会社に対する奉仕理念や一人材に対する将来設計がアメリカ内の企業ではあまり見る事が少ないので、能力や経験はもちろん速戦力も欠かせない事が大切だと思います。


→ ハワイの日系企業は今後3〜5年にかけどの様な分野が成長して行くと思いますか?

シニア層に対しての関心が高まって行くと共に、シニア層に対する学業、又はシニア層を対象に行う長期滞在や、ケアホームなどの施設が事業として成長してゆくと思います。旅行業に大きく左右されるこのハワイでは、日本のこれからの高齢化社会の影響もハワイに及んでくると思います。


→ ハワイやアメリカの労働基準法は日本とはどう違うと思われますか。

日本もアメリカも法治国家な訳ですが、アメリカに関しては日本と異なり男女差別などを一例に雇用者、採用者ともに自分の立場を主張しやすい環境に置かれている所がアメリカでは注意する一点だと思います。


→ 労働基準法に関し、米国の日系企業で勤める際の利点と、難点はどの様な所に有ると思いますか?


ハワイ州の場合は特に日本に比べて法人登記がしやすい為、個人 や外国人でも比較的簡単に株式会社などが出来ます。 従って、ハワイで登記した会社ではあっても 日本人が経営者の場合、社風は日本風な所が有ります。その日本独自の社風とアメリカの労働法とのギヤップを 認識する事が大切だと思いますね。


→ 現在、日本よりアメリカへ就職目的に渡米する方々の最大の魅力は何処に有ると思いますか。

一昔前の時代的な先入観ではアメリカは大国だとか、 何でもアメリカを追従する様な頃とは変わりましたが、アメリカン・ドリーム的な所はまだ残っていてチャンスの有る国だと思います。 ですから、日本から渡米される方々の中には、アメリカではまだまだ浸透していない日本的な観点からの様々な分野での技術的な部分やサービスの向上などを図ってアメリカへ来られる方々もいらっしゃいます。


→ 現在の米国移民局は前年やそれ以前に比べ、スタンス的にはどう変わって来ていると思いますか。


2001年の同時多発テロで、 移民局の体制は厳しくはなりました。しかし、ビザの発給を止めている訳ではありません。企業での人材採用で比較的多い H ‐ 1B (専門能力者)ビザなどは数年前までは12万の枠が有りましたが、 近年は6万5千枠(通常枠)に戻されています。全体的に見るとビザの発給は正常に戻りつつありますが、移民法は改訂が多い事を知っておいたほうが良いでしょう。


→ 現在ビザの新規取得もしくは、更新をされる方々の一番の難点はなんだと思いますか?又その難点を改善して行くには移民者と企業はどの様に取り組んで行けば良いと思いますか?


先ほど例えた様に H ‐ 1B ビザの場合などは 年間発給枠があるので、枠を打ち切る前のタイミングなどが大切になります。例えば H ‐ 1B ビザなどは4月1日より一斉に受付を開始して6万5千の枠が埋まり次第打ち切る形式を取っていますのでタイミングはとても大事です。移民者と企業間で行われるやり取りに関しては雇用される側の学歴・経歴に対して採用側の 会社規模、業種などが重要になって来ます。 また日本に支店を持った企業なのか 、又はアメリカの企業なのか様々な状況に応じて取得出来るビザが変わって来ます。移民者と企業、共に一番大切なのは、どの様なビザを取れるのかを認識する事と、正しい知識を得ることが大切です。

→ 先ほど申し上げました正しい知識・情報とは何処で入手したら良いですか 。

やっぱり移民弁護士や専門家に相談するのが一番、間違いないです。


→ SUMMARY

日本での就職・転職と違う所をきちんと把握する事、 ビザや雇用条件などを理解し、正確に判断する事をお勧めします。